ちょっと聞いてほしいんですけど。
「最近、肌のハリがなくなってきた」「髪がパサパサになってきた」
「なんだかイライラしやすくなった」「夜中に目が覚めるようになった」
40代に入ってから、こういう変化を感じている方、
実はとても多いんです。
スキンケアを変えてみたり、シャンプーを替えてみたり、サプリを試してみたり。
でもなかなか変わらない。
それもそのはず。その原因、肌や髪の表面にあるんじゃなくて、
体の内側で起きているホルモンの変化にあるからなんです。
40代から始まる、エストロゲンの低下
女性の体では、40代に入った頃から「エストロゲン」という女性ホルモンが
少しずつ減り始めます。
エストロゲンって、じつは美容と健康のほぼ全部に関わっているホルモンなんです。
エストロゲンが減ると…
肌 → コラーゲンが減りハリ・弾力が失われる
髪 → 細くなる・抜けやすくなる・ツヤがなくなる
気分 → イライラ・不安・気分の落ち込みが増える
睡眠 → 夜中に目が覚める・寝つきが悪くなる
体 → ほてり・のぼせ・急な発汗が起きる
骨 → 骨密度が下がり骨粗しょう症リスクが上がる
体型 → 内臓脂肪がつきやすくなる
「年齢のせいだから仕方ない」と思っていた変化のほとんどが、
エストロゲンの低下と深く関わっているんです。
逆に言うと、エストロゲンの低下に対処できれば、
これらの変化を穏やかにできる可能性があるということです。
納豆のイソフラボンが、エストロゲンの代わりに働く
そこで毎朝の食卓に取り入れてほしいのが、
市販の**「無添加納豆(タレなし)」**です。
納豆に含まれる「イソフラボン」という成分が、体の中でエストロゲンに
似た働きをすることが、多くの研究で確認されています。
「植物性エストロゲン」とも呼ばれていて、エストロゲン受容体にくっついて、
不足したエストロゲンを穏やかに補うような働きをしてくれます。
ホルモン剤のような強い作用ではなく、体に必要な分だけ自然に
補ってくれるイメージです。
肌・髪・更年期症状、それぞれへの働き
① 肌のハリが戻る
エストロゲンにはコラーゲンの生成を促す働きがあります。
イソフラボンがエストロゲン様作用を発揮することで、コラーゲンの産生を
サポートし、肌の弾力や保水力の維持に働きかけることが報告されています。
日本人女性を対象にした研究では、イソフラボンを12週間継続摂取した
グループで、肌の弾力性が有意に改善されたという結果が出ています。
高価なスキンケアより先に、食べるものを変えることが肌に効くかもしれない。
そういうことなんです。
② 髪のツヤ・コシが戻る
エストロゲンは髪の毛の成長サイクルにも深く関わっています。
エストロゲンが減ると髪が細くなり、抜けやすくなり、ツヤがなくなる。
イソフラボンはこのエストロゲン低下による髪への影響を穏やかに和らげる
働きが期待されています。
さらに納豆に含まれる「ビタミンK2」「ビタミンB2」も、頭皮の血行を促し、
健やかな髪の環境を整えるのに役立つ栄養素です。
③ イライラ・不安・気分の落ち込みが和らぐ
エストロゲンは脳内のセロトニン(幸せホルモン)の分泌にも関わっています。
エストロゲンが減るとセロトニンも作られにくくなり、イライラ・不安・気分の
落ち込みが増えやすくなります。
イソフラボンがエストロゲン様作用を発揮することで、このセロトニンの分泌を
穏やかにサポートする働きも報告されています。
「なんとなく気分が上がらない」「小さなことでイライラしてしまう」という方、
まずここから変えてみてほしいんです。
④ ほてり・のぼせ・夜中に目が覚めるが楽になる
更年期の代表的な症状として知られる「ほてり(ホットフラッシュ)」や
「夜中に目が覚める」といった症状も、エストロゲン低下が大きく関わっています。
イソフラボンの継続摂取でホットフラッシュの頻度・強度が和らいだという
報告は多く、特に日本人女性は欧米人に比べてイソフラボンの恩恵を受けやすい
体質であることがわかっています。
腸内細菌がイソフラボンを「エクオール」という成分に変換する能力が、
日本人に多いからです。
「エクオール」って知ってますか?
少し掘り下げた話をしますね。
イソフラボンは腸内細菌によって「エクオール」という成分に変換されると、
より強力にエストロゲン様作用を発揮します。
このエクオールを作れる腸内細菌を持っている人は、日本人女性の
約50%と言われています。
つまり、納豆を毎日食べ続けることで腸内環境が整い、エクオールを作れる体に
なっていく可能性がある。
美容にも更年期にも効く体を、腸の中から育てていくイメージです。
選び方と食べ方のポイント
選ぶとき: タレなしの無添加納豆を選んでください。
市販のタレには砂糖・塩分・添加物が入っているので、少量の醤油か
亜麻仁油・えごま油をかけるのがおすすめです。
オメガ3系の油と一緒に摂るとイソフラボンの吸収率が上がると言われています。
食べるとき: 毎朝1パック(50g)が目安です。
1パックにイソフラボンが約37mg含まれていて、1日の推奨摂取量(50〜75mg)の
ちょうど半分。豆腐や味噌汁と組み合わせると、無理なく適量が摂れます。
続けるコツ: イソフラボンの効果は継続することで出てきます。
「今日だけ食べる」より「毎朝の習慣にする」ことが大切。
冷蔵庫に常備しておくだけで続けやすくなりますよ。
ひとつだけ気をつけてほしいこと
イソフラボンは過剰摂取になると逆にホルモンバランスを乱すことがあります。
納豆・豆腐・豆乳・味噌など大豆食品を複数組み合わせている方は、
サプリメントでの追加摂取は避けた方が安心です。
乳がん・子宮内膜症などホルモン依存性の疾患をお持ちの方は、
主治医にご相談の上で取り入れてください。
肌のハリ、髪のツヤ、気分の安定、更年期症状の緩和。
高いスキンケアや美容サプリを試す前に、毎朝の納豆1パックから始めてみてください。
体の内側から変わる感覚を、きっと感じていただけると思います。
当院では「内臓マニピュレーション」という、
内臓そのものに直接アプローチする施術を行っています。
腸・肝臓・腎臓などの内臓の動きを整えることで、血流やリンパの流れが改善しやすく
なると言われています。
毎日の食習慣と合わせて取り入れていただくことで、体の内側からのケアがより
充実したものになると考えています。
気になる方は、お気軽にご相談ください。