あなたの目の疲れが取れないのは、目のせいではないかも・・・

2026年10月19日 17:03

目薬をさしても、また戻る


☑ 一日中、パソコンやスマホの画面を見ている

☑ 夕方になると、目の奥が重だるい

☑頭がぼんやり重く、首の付け根が張る

☑目薬やホットアイマスクで一瞬楽になっても、また元に戻る

こんなお悩みを抱えて、当院に来られる方が増えています。

「目が疲れるのだから、目をケアすればいい」と考えるのは、自然なことです。
でも、目だけをケアしても戻ってしまうなら、別のところに理由があるのかもしれません。


「目が疲れる」の前に、「首の付け根が固まった」理由を


つらい場所が原因だと考える方は多いのですが、「なぜそこがつらくなったのか」まで考える方は、
あまり多くありません。

体の歪みは、足元から上へ進んでいきます。足元、足首、膝、股関節、腰、背骨、首、という順番です。

そして一番上で、重い頭を支えているのが首です。
足元の話は[https://cradmin.e-shops.jp/page-edit/page-preview/blog/193597]に書いているので、
気になる方はあわせてご覧ください。

首のカーブが少なくなった状態(いわゆるストレートネック)や、首が前に出た姿勢が続くと、
首の付け根に負担がかかります。

ただ、「ストレートネックだから目が疲れる」と決めつけてしまうのは、少し早いのです。

当院では、首の動きや周りの状態を一つずつ確認します。



目と首の付け根は、つながって働いている

実は、首の付け根と目は、お互いに情報をやり取りしながら働いています。

首の付け根(後頭部の下あたり)には、後頭下筋群という小さな筋肉があります。

この筋肉は、動きを感じ取るセンサーがとても多いことで知られています。
頭の位置や向きを細かく調整しているのが、この筋肉です。

そして、首の状態が目の働きに関わる可能性がある、という研究もあります。

首に痛みのある人は、首からの情報で目を安定させる反応(頸眼反射)が、ない人より
強く出ていたと報告されています。

小規模な研究ですが、「首と目は別々ではない」という見方を支える報告です。
hbo-kennisbank

当院で目の疲れが強い方を診ていると、共通して見つかることがあります。

☑ 首の付け根(後頭下筋群、盆の窪)の緊張

☑ 頸椎(首の骨)の動きにくさ

☑ 眼球そのものの張り

☑ 食いしばりの癖

☑ 蝶形骨の歪み

蝶形骨は、目の奥にある骨で、目が入るくぼみ(眼窩)の一部をつくっています。

当院では、この蝶形骨を含む頭蓋のズレが、眼球へのストレスになっていると考えています。

首の付け根の緊張と、頭蓋のズレ。この両方を診ることが、目の疲れのサポートにつながると
考えています。

検査では、頭の前後屈・側屈・回旋、首や肩まわりの張り、肩関節の動き、体を回したときの
左右差を確認します。ここで左右差や動きの悪さが見つかれば、そこが整える入口になります。

施術の前後で、景色の見え方、目の動かしやすさ、頭の重さ、肩まわりの感覚を、ご本人に
確認しながら進めます。


今日からできること、そして任せていただきたいこと

セルフメンテは、「毎日続けること」を一番大切にしてください。

回数や時間は決めなくて大丈夫です。気持ちいいと感じる範囲で、気づいたときにどうぞ。

目を温める:蒸しタオルなどで、目の周りをじんわり温めます。

首を温める:首の付け根、盆の窪のあたりを温めます。

眼球の運動:顔は動かさず、目だけをゆっくり上下左右に動かします。

首のストレッチ:痛くない範囲で、ゆっくり動かします。

遠くを見る:画面から目を離して、窓の外の遠くを眺めます。

まばたきを意識する:画面を見ていると、まばたきが少なくなりがちです。

手のひらで目を覆う:手を温めて、暗い中で目を休ませます。

こめかみをほぐす:指の腹で、やさしくほぐします。







食事も、一つ添えます。ルテインという成分は、目の健康を支える材料として知られています。

食べれば目の疲れが取れる、というものではありませんが、毎日の食事で材料を意識しておくのは、
損はありません。


メジャーな食材:小松菜、ほうれん草、卵、ブロッコリー、にんじん、鮭

あまり知られていない食材:パセリ、ピスタチオ、芽キャベツ、赤パプリカ、とうもろこし

ルテインは油に溶ける性質があるので、油と一緒にとると吸収されやすくなります。

炒める、オリーブオイルをかける、卵と合わせる、といった使い方がおすすめです。

「この時間に食べると効果が倍になる」と言えるほどの根拠はないので、時間帯よりも、
毎日の食事に入れることを優先してください。


小松菜と卵のオイル炒め

小松菜を食べやすく切ります。

フライパンに油をひいて、小松菜をさっと炒めます。

溶き卵を回し入れて、好みの固さで火を止めます。

塩やしょうゆで軽く味をつけます。






とはいえ、「首のどこが固いのか分からない」「毎日続ける時間がない」「頭蓋のズレなんて、
自分ではどうにもならない」という方もいらっしゃると思います。

それは当然のことです。

当院では、首や肩まわりの動きを確認したうえで、次のようなサポートをしています。


クラニオセイクラル:頭蓋骨や仙骨のわずかな動きにやさしく触れて、蝶形骨を含む頭蓋のズレや、
頭まわりの緊張、自律神経が休まりやすい状態をサポートします。

波動セラピー:慢性化した首や肩の筋肉の緊張に、アプローチします。

「目の疲れで相談していいのかな」と迷っている方も、お気軽にご相談ください。

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