☑ 一日中、パソコンやスマホの画面を見ている
☑ 夕方になると、目の奥が重だるい
☑頭がぼんやり重く、首の付け根が張る
☑目薬やホットアイマスクで一瞬楽になっても、また元に戻る
こんなお悩みを抱えて、当院に来られる方が増えています。
「目が疲れるのだから、目をケアすればいい」と考えるのは、自然なことです。
でも、目だけをケアしても戻ってしまうなら、別のところに理由があるのかもしれません。
つらい場所が原因だと考える方は多いのですが、「なぜそこがつらくなったのか」まで考える方は、
あまり多くありません。
体の歪みは、足元から上へ進んでいきます。足元、足首、膝、股関節、腰、背骨、首、という順番です。
そして一番上で、重い頭を支えているのが首です。
足元の話は[https://cradmin.e-shops.jp/page-edit/page-preview/blog/193597]に書いているので、
気になる方はあわせてご覧ください。
首のカーブが少なくなった状態(いわゆるストレートネック)や、首が前に出た姿勢が続くと、
首の付け根に負担がかかります。
ただ、「ストレートネックだから目が疲れる」と決めつけてしまうのは、少し早いのです。
当院では、首の動きや周りの状態を一つずつ確認します。
実は、首の付け根と目は、お互いに情報をやり取りしながら働いています。
首の付け根(後頭部の下あたり)には、後頭下筋群という小さな筋肉があります。
この筋肉は、動きを感じ取るセンサーがとても多いことで知られています。
頭の位置や向きを細かく調整しているのが、この筋肉です。
そして、首の状態が目の働きに関わる可能性がある、という研究もあります。
首に痛みのある人は、首からの情報で目を安定させる反応(頸眼反射)が、ない人より
強く出ていたと報告されています。
小規模な研究ですが、「首と目は別々ではない」という見方を支える報告です。
hbo-kennisbank
当院で目の疲れが強い方を診ていると、共通して見つかることがあります。
☑ 首の付け根(後頭下筋群、盆の窪)の緊張
☑ 頸椎(首の骨)の動きにくさ
☑ 眼球そのものの張り
☑ 食いしばりの癖
☑ 蝶形骨の歪み
蝶形骨は、目の奥にある骨で、目が入るくぼみ(眼窩)の一部をつくっています。
当院では、この蝶形骨を含む頭蓋のズレが、眼球へのストレスになっていると考えています。
首の付け根の緊張と、頭蓋のズレ。この両方を診ることが、目の疲れのサポートにつながると
考えています。
検査では、頭の前後屈・側屈・回旋、首や肩まわりの張り、肩関節の動き、体を回したときの
左右差を確認します。ここで左右差や動きの悪さが見つかれば、そこが整える入口になります。
施術の前後で、景色の見え方、目の動かしやすさ、頭の重さ、肩まわりの感覚を、ご本人に
確認しながら進めます。
セルフメンテは、「毎日続けること」を一番大切にしてください。
回数や時間は決めなくて大丈夫です。気持ちいいと感じる範囲で、気づいたときにどうぞ。
目を温める:蒸しタオルなどで、目の周りをじんわり温めます。
首を温める:首の付け根、盆の窪のあたりを温めます。
眼球の運動:顔は動かさず、目だけをゆっくり上下左右に動かします。
首のストレッチ:痛くない範囲で、ゆっくり動かします。
遠くを見る:画面から目を離して、窓の外の遠くを眺めます。
まばたきを意識する:画面を見ていると、まばたきが少なくなりがちです。
手のひらで目を覆う:手を温めて、暗い中で目を休ませます。
こめかみをほぐす:指の腹で、やさしくほぐします。
食事も、一つ添えます。ルテインという成分は、目の健康を支える材料として知られています。
食べれば目の疲れが取れる、というものではありませんが、毎日の食事で材料を意識しておくのは、
損はありません。
メジャーな食材:小松菜、ほうれん草、卵、ブロッコリー、にんじん、鮭
あまり知られていない食材:パセリ、ピスタチオ、芽キャベツ、赤パプリカ、とうもろこし
ルテインは油に溶ける性質があるので、油と一緒にとると吸収されやすくなります。
炒める、オリーブオイルをかける、卵と合わせる、といった使い方がおすすめです。
「この時間に食べると効果が倍になる」と言えるほどの根拠はないので、時間帯よりも、
毎日の食事に入れることを優先してください。
小松菜と卵のオイル炒め
小松菜を食べやすく切ります。
フライパンに油をひいて、小松菜をさっと炒めます。
溶き卵を回し入れて、好みの固さで火を止めます。
塩やしょうゆで軽く味をつけます。
とはいえ、「首のどこが固いのか分からない」「毎日続ける時間がない」「頭蓋のズレなんて、
自分ではどうにもならない」という方もいらっしゃると思います。
それは当然のことです。
当院では、首や肩まわりの動きを確認したうえで、次のようなサポートをしています。
クラニオセイクラル:頭蓋骨や仙骨のわずかな動きにやさしく触れて、蝶形骨を含む頭蓋のズレや、
頭まわりの緊張、自律神経が休まりやすい状態をサポートします。
波動セラピー:慢性化した首や肩の筋肉の緊張に、アプローチします。
「目の疲れで相談していいのかな」と迷っている方も、お気軽にご相談ください。