人工的な寒暖差に、○○で抵抗する!

2026年07月23日 19:00


前回は、夏こそ体温を上げることが大事な理由と、今日からできるセルフケアについてお伝えしました。
今回は、食事の面から体温を上げる土台をつくる方法として、この季節にぴったりの食材
「生姜」を掘り下げていきます。

■生姜には、性質の違う「2枚看板」がある

生姜と聞くと「体を温める食材」というイメージが強いかもしれませんが、実は生姜には
性質の異なる2つの顔があり、悩みのタイプによって選び方が変わります。

【夏バテ・食欲不振タイプには「生の生姜」】
・暑さで食欲が落ちている
・食べても胃がもたれやすい
・脂っこい料理を受け付けにくい

生の生姜に含まれる消化酵素「ジンギバイン」は、タンパク質を分解しやすい状態に整える
働きがあると言われていて、弱った胃腸の負担を減らすとされています。

あわせて生姜特有の辛味には、食欲を刺激する働きも期待できると言われており、
「食べたいのに食欲が出ない」夏バテタイプには、生のまま摂るところから試してみるのがおすすめです。

【冷房病・冷えタイプには「加熱した生姜」】
・冷房の効いた部屋で手足が冷える
・デスクワークで一日中座りっぱなし
・湯船に浸からずシャワーで済ませがち

加熱することで生まれる「ショウガオール」という成分は、体の深部からじんわり温める働きが期待できると
報告されています。
体を動かす機会が少なく、冷房で冷えを感じやすい方には、加熱した生姜を積極的に取り入れる方が合って
いそうです。

つまり「夏バテで食欲がない時は生のまま」「冷房で冷えている時は加熱して」と、自分の悩みに合わせて
食べ方を使い分けるのがポイントです。

今日は、この2枚看板をそれぞれ活かしたレシピを2品ご紹介します。

■生で摂る:豚しゃぶの生姜だれサラダ

材料(2人分)
・豚しゃぶしゃぶ用肉 200g
・生姜(すりおろし・加熱しない)大さじ2
・ポン酢 大さじ3
・ごま油 小さじ1
・みょうが(薄切り)1個
・大葉(せん切り)3枚
・水菜 適量

作り方
①豚肉を熱湯でさっと茹で、氷水で冷ます
②ポン酢・ごま油と、生のすりおろし生姜を混ぜてたれを作る
③水菜を皿に敷き、冷ました豚肉をのせる
④たれをかけ、みょうが・大葉を散らして完成

生姜焼きのように加熱調理してしまうと、消化酵素の働きはほぼ失われます。「消化酵素を活かしたい時は、
仕上げに生のまま加える」というのが、意外と知られていないコツです。

■加熱でしっかり引き出す:生姜と豚肉の黒酢煮

材料(2〜3人分)
・豚肩ロースかたまり肉 300g
・生姜(薄切り)大3かけ分
・黒酢 大さじ4
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・水 200ml
・黒胡椒(粗挽き)小さじ1/2

作り方
①豚肉に焼き色をつける
②黒酢・醤油・みりん・砂糖・水・生姜を加え、落し蓋をして弱火で25〜30分煮る
③煮汁がとろりとするまで煮詰める
④仕上げに黒胡椒を振って完成

生の生姜を薄切りのまま長時間煮ることで、ジンゲロールがじっくりショウガオールに変化していきます。
仕上げの黒胡椒には血行を促す働きがあると言われており、東洋医学でも冷えによる不調に生姜と胡椒を
組み合わせる考え方が古くから伝わっています。

■腸を整えることも、体温づくりの土台

生姜の消化酵素は、胃腸の働きをサポートすると言われています。腸内環境が整い、消化・吸収がスムーズになることは、体温を上げるための栄養素をしっかり体に届けることにもつながります。

しちふく整骨院では、内臓の働きにアプローチする内臓マニピュレーションという施術で、体の巡りを整えるお手伝いをしています。前回お伝えした自律神経のケアと合わせて、内側からも外側からも、夏の体づくりをサポートできればと思います。気になる方はお気軽にご相談ください。

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