「緑茶が体にいい」って、なんとなく知ってますよね。
でも、なんとなく知ってるだけで、毎日飲もうとは思わない。
そういう方、多いんじゃないでしょうか?
それってたぶん、「体にいい」って言葉が漠然としすぎてるからだと思うんです。
じゃあ、こう聞いたらどうでしょう。
「毎日お茶を飲むだけで、体脂肪が落ちるって言ったら?」
これ、ちゃんと根拠のある話なんです。
体脂肪が落ちる、は本当だった
2005年に花王が行った臨床試験が、世界的にすごく注目されました。
肥満気味の男性240名を2つのグループに分けて、一方には高濃度カテキン入りのお茶を、
もう一方には低濃度のお茶を毎日1本飲んでもらって、12週間後に比べてみたんです。
結果がびっくりで・・・。
高濃度カテキンを飲んでいたグループ、体重が平均2.2kg、
体脂肪率が平均1.9%、腹囲が平均3.3cmも減っていたんです。
食事制限も運動もなし。飲み物を変えただけで、です。
この研究はのちに国際肥満学会誌にも掲載されて、世界的に認められたエビデンスになっています。
なんでそんなことが起きるのかというと、
緑茶のカテキンに、脂肪を分解する酵素「リパーゼ」の働きを活性化させる作用があるからなんです。
体の中で脂肪を燃やすスイッチを、お茶が入れ続けてくれているイメージですね。
免疫力が上がる、も本当だった。
緑茶のカテキンには、もうひとつあまり知られていない働きがあって、
ウイルスを直接、無力化するんです。
東京農工大学などの研究で、カテキンがインフルエンザウイルスの表面にくっついて、
ウイルスが細胞の中に入り込むのを物理的に妨げることが確認されています。
試験管の中だけの話じゃなくて、実際に施設でうがい実験をしたら
「緑茶でうがいをしたグループはインフルエンザの発症率が有意に低かった」という結果も出ているんですよ。
さらに、緑茶に含まれる「エピガロカテキンガレート(EGCG)」という成分が、
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)っていう免疫細胞を活性化させることもわかっています。
NK細胞って、ウイルスに感染した細胞やがん細胞を直接攻撃してくれる、免疫の最前線にいる存在なんです。
毎日飲んでいるお茶が、その最前線を強くしてくれているって、ちょっとすごくないですか。
小学校でも、水筒にお茶を入れうがいを奨励している学校が増えています。
それぐらい効果があるようですね。
飲むだけじゃなくていい、食べても効くんです。
ここで、あまり知られていないことをひとつお伝えしたくて
「抹茶スイーツでも、同じ効果が得られる可能性があるんです。」
緑茶って、茶葉を煮出して飲むからカテキンの一部しか摂れないんですよね。
でも抹茶は茶葉そのものを粉末にして丸ごと食べるので、カテキンをはじめとする
栄養素を緑茶の約10〜15倍摂れると言われています。
抹茶ラテ・抹茶アイス・抹茶チョコレート。
砂糖が多すぎるものは気をつけてほしいんですけど、抹茶パウダーを使ったスイーツや
低糖質の抹茶製品なら、食べながら体脂肪を減らす成分を摂ることができるんです。
「健康のためにお茶を飲む」って義務感があるけど、「好きな抹茶スイーツで免疫が上がる」なら
続けられそうじゃないですか?
どこで買えばいいか?
飲む場合: ペットボトルより急須、急須より粉末抹茶を水に溶かすタイプのほうが
カテキン量は多くなります。
原材料が「抹茶」だけのものを選んでみてください。
食べる場合: 製菓用の無添加抹茶パウダーをヨーグルトやバナナに混ぜるのが一番手軽です。
1回小さじ1杯(約2g)で、緑茶10〜15杯分に相当するカテキンが摂れる計算になります。
続けるための目安
飲む場合は1日3〜5杯、食べる場合は抹茶パウダー小さじ1杯を目安にしてみてください。
カフェインが気になる方は、夕方以降は番茶やほうじ茶に切り替えるといいですよ。
カテキンはちゃんと含まれています。妊娠中の方はカフェインレスの抹茶製品を選んでくださいね。
毎日飲んでいるお茶が、体脂肪を燃やして、ウイルスとも戦ってくれている。
そう思うと、今日の一杯が少し違って見えてきませんか?