「体にいいこと、何から始めたらいいか分からない」—
—そう聞かれたら、私は迷わずこう答えます。まず、胃腸を整えてください。
サプリも運動も、栄養や酸素を体に届けて初めて意味を持ちます。
届ける入り口である胃腸が弱っていては、どれだけ良いものを摂っても
吸収されにくいのです。
だからこそ、最初の一歩は胃腸のケアから。
そこでオススメしたいのが、オクラ・モロヘイヤです。
あのネバネバの正体は、ムチンとペクチンという2つの成分。
ムチンは胃の粘膜を保護し、たんぱく質の消化を助ける働きがある
と言われています。
ムチンは胃粘膜の保護、たんぱく質の消化促進、整腸作用、肝機能アップ
といった効果があります。
ペクチンは腸内で善玉菌のエサになり、整腸作用をサポートするほか、
血糖値やコレステロールの急上昇を抑える働きも報告されています。
ペクチンは水溶性食物繊維で、コレステロールの吸収抑制作用、
血糖値の上昇抑制作用などがあります。
つまり、オクラ・モロヘイヤは「胃腸を守りながら、栄養の通り道を整えてくれる」
食材。サプリを飲む前に、まずこの土台を作ることが大切なんです。
オクラが苦手な方へ
ネバネバの食感が苦手な方も多いと思います。
その場合は、同じくムチンを含む山芋や納豆でも代用可能です。
山芋はすりおろすだけ、納豆はそのままかけるだけ。オクラにこだわる必要はありません。
手軽な取り入れ方
オクラ: 茹でて刻んで、めんつゆをかけるだけ
モロヘイヤ: 茹でて刻んで、味噌汁に入れるだけ
山芋: すりおろして、麦とろご飯に
納豆: 混ぜるだけ、そのままご飯に
家族のおかずに:オクラと鶏むね肉のにんにく炒め
自分だけでなく、家族の食卓にも出せる一品です。
材料(2人分):
オクラ8本、鶏むね肉1枚、にんにく1片、しょうゆ大さじ1、
酒大さじ1、ごま油小さじ1、塩こしょう少々
作り方:
① オクラは板ずりしてサッと洗い、斜め半分に切る
② 鶏むね肉はそぎ切りにして塩こしょうをふる
③ フライパンにごま油とにんにく(薄切り)を入れて弱火で香りを出す
④ 鶏肉を加えて中火で焼き、8割ほど火が通ったらオクラを加える
⑤ しょうゆと酒を回しかけ、さっと炒め合わせて完成
調理時間は15分ほど。鶏むね肉を使うことで低脂質・高たんぱくにもなり、
家族全員の食卓に出しやすい一皿です。
ただし、胃腸の粘膜を整えても、慢性的な胃もたれや消化不良が続く場合は、
内臓そのものの働きに負担がかかっているケースも考えられます。
食事だけでは届きにくい部分には、内臓マニピュレーションによるアプローチが
一助になることがあります。
気になる方はお気軽にご相談ください。