こんにちは! 台風シーズン真っ只中、皆さんの体調はいかがですか?
「台風が近づくと頭が痛くなる」「体がだるくてやる気が出ない」「めまいがする」…
そんな経験はありませんか? それ、もしかしたら気象病(天気痛)かもしれません。
気象病は、気圧や気温、湿度の変化に体がうまく適応できず、さまざまな不調を引き起こす
症状の総称です。特に台風のように気圧が急激に変化する時は、症状が出やすいと言われています。
台風時の主な体の変化と症状
台風が来ると、私たちの体は知らず知らずのうちに大きな影響を受けています。
主な変化と症状を見ていきましょう。
自律神経の乱れ: 気圧の変化は、体の調子を整える自律神経に影響を与えます。
交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、心身の不調につながります。
血管の収縮・拡張: 気圧の低下で血管が拡張し、頭痛やめまいを引き起こすことがあります。
むくみ: 湿度が高いと体内の水分調整がうまくいかず、むくみやすくなります。
主な症状:
頭痛、偏頭痛
めまい、立ちくらみ
だるさ、倦怠感
関節の痛み、神経の不調
古傷の痛み
肩や首の張り
吐き気、胃腸の不調
気分の落ち込み、イライラ
不眠、眠気
台風時のセルフメンテナンス術
つらい気象病の症状を少しでも和らげるために、自宅でできるセルフメンテナンスを試してみましょう。
体を温める: シャワーだけでなく、湯船にゆっくり浸かるのがおすすめです。
特に首、肩、足首などを温めることで血行が促進され、リラックス効果も高まります。
温かい飲み物を飲むのも良いでしょう。
良質な睡眠を確保する: 自律神経を整えるために、十分な睡眠をとることが重要です。
寝る前のスマホ操作は控え、落ち着いた環境で眠りにつきましょう。
適度な運動: 体調が許す範囲で、ウォーキングやストレッチなど軽い運動を取り入れましょう。
血行促進やストレス解消にもつながります。
耳のマッサージ: 耳の奥には気圧を感じ取るセンサーがあると言われています。
耳を優しく引っ張ったり、回したりするマッサージも効果的です。
ツボ押し: 気象病に良いと言われるツボを刺激してみましょう。
例えば、
合谷(ごうこく): 親指と人差し指の間のくぼみ。頭痛やだるさに。
内関(ないかん): 手首のしわから指3本分ひじに向かった中央。吐き気やめまいに。
バランスの取れた食事: ビタミンやミネラルを豊富に含む食事を心がけ、
体の中からコンディションを整えましょう。
外出時の裏技アイテム
台風が来ている時でも、仕事や用事で外出が必要な場面はありますよね。
そんな時に役立つ裏技アイテムをご紹介します。
耳栓: 気圧の変化が耳に与える影響を和らげるのに役立ちます。
特に飛行機用の耳栓は、気圧調整機能が付いているものもありおすすめです。
酔い止め: めまいや吐き気がひどい場合は、市販の酔い止めが効果的なことがあります。
早めに服用することで、症状の悪化を防げます。
使い捨てカイロ: 首や肩、お腹などを温めることで、血行促進やリラックス効果が期待できます。
冷え対策にもなります。
着圧ソックス: むくみやすい方は、着圧ソックスを履くことで足のむくみを軽減できます。
アロマグッズ: 気分を落ち着かせるラベンダーやペパーミントなどのアロマオイルを携帯し、
気分が優れない時に香りを嗅ぐのも良いでしょう。
専門家によるサポート
セルフケアだけではなかなか改善が見られない場合や、症状が重いと感じる場合は、専門家にご相談いただくことをお勧めします。
当院では、気象の変化による身体の不調に対して、お一人お一人の状態に合わせた施術やアドバイスを行っております。
体のバランス調整: 身体の歪みを整え、自律神経の働きをサポートします。
血行促進: 固くなった筋肉をほぐし、全身の血行を改善します。
リラクゼーション: ストレスを軽減し、心身のリラックスを促します。
つらい症状を我慢せず、ぜひ一度ご相談ください。